由布岳と温泉のハシゴ
2020.1.25(土)雨
8:30 くじゅう長者原登山口
天気が良くないことは分かっていたが予想よりも雨が早く降り始めた
雨雲から遠ざかるため由布岳南登山口に移動する
ところがこちらも雨がシトシト降り始めていた…
強行軍で出発されている方もチラホラおられたが
同行者たちの意見により東屋でご飯を食べながら様子を見ようということに
少々の雨なので登ってもよかったんだけど
食事を終える頃には全員そんな気分じゃ無くなってて
「今日はここで解散しましょう また今度」ということになった、、、
時計はまだ11時過ぎ
う~む、なにしよう???
そういえば昨年末に買ったことをすっかり忘れていたけど
車の中に「温泉本」を乗せてたんだった
ペラペラめくって湯布院エリアのページを開くと
最初のページに”はてなブロガーのハチさん”が先日紹介していた”梅園”が載っていた
この温泉本には100円で入れるクーポンが6枚付いているんだけど
お高そうな温泉はだいたい平日しか使えない場合が多い、、
ハイハイ どーせ休日は使えないんでしょと思ってよく見ると
なんと土日祝もO.Kだって!
通常700円のところが100円だよ びっくりだよ
ナビに従い”梅園”の駐車場に到着
100円玉とクーポンそしてタオルを握り締め いざ!
駐車場から階段を登ると風情ある建物がポコポコと並んでおり
どこから入ればいいのか悩んでいると従業員の方が気づいて案内してくれた
よく見ると外国人だったんだけど日本語が上手でしばらく気づかなかった
建物に入ると立派なフロント
受付はこれまた細身で品の良い感じの若い外国人の男性
「あーすみません今日はこのクーポンは~」というオチを予想しつつ
そ~っと百円玉とクーポンを差し出す
やった!ふつうに受け取ってくれた
いつもは自分で料金箱にお金を投入するような温泉ばかりなので緊張した~
受付を済ませお姉さんの案内で離れの温泉棟へ
綺麗に手入れされた美しい庭園の中を歩いていくんだけど
開花し始めた梅の木がいっぱいあって満開の頃はさぞ良かろうって感じ
そしてお風呂はとても広くて屋内、露天、半露天の3つ
あーのびのび
この日は生憎の空模様だったので露天からの猫耳様は次回のお楽しみということで
うん 良かった クーポンは2月いっぱい使えるのでまた来よう
ハチさん情報をありがとうございました!
で、クーポンに味をしめてもう一箇所
”柚富の郷 彩岳館”さんにおじゃま
650円のところクーポン利用でやっぱり100円
アクセスが良いためかお客さんがちょっと多めだったけど
でもお風呂が3つに分かれていて広かったので全く問題なし
こちらも中々良いお湯でした
この後は道の駅でソフトクリーム食べて駅前のふく屋のいも天を食べて、、、
2020.1.26(日)雨のち曇り
この日は朝方まで雨が降っていたらしく道路が濡れているようす
山沿いにはガスが湧いていたけど由布岳の山頂が見える
でもすぐに雲に隠れてしまった
GPV予報によると雨は夕方まで大丈夫な感じ
昨日のリベンジ 由布岳に行ってみますかね
9:50 南登山口駐車場に到着
いつも休日はいっぱいなんだけど今日は5台だけ
すぐに準備して出発
ガスっててな~んも見えんけど、、、
山頂に着くころにはガスが晴れてくれることを祈りつつ、、
幻想的な雰囲気の静かな森
今日は珍しく鹿の姿が見えないな
雨上がりの樹林帯
雪も樹氷も無いけれど
そのお陰で気づけた事がある
例えば、、、
枯凋性の落葉しないブナの木
雫の中の小さな世界(初めてじゃないけど笑)
由布岳での土栗は初めて気がついた
森林限界を抜けたけど真っ白けの世界はまだまだ続く
今日は撃沈かな、、、
と諦めかけたその時、、、
ガスが消えたよ!
というか、ガスの上に出たみたい
振り返ると雲海の中に倉木山がちょこっと見えてる
障子戸の誘惑を振り切り
マタエから東峰へ
リッジナイフの向こう側にも雲海が広がっていて少しだけど青空も覗いている
写真では分かりにくいと思うけど雲と青空のミルフィーユな景色
10:30 東峰に到着
先着は高齢のソロ男性が1名のみ
挨拶を交わすとその方は下のテラスで食事をすると言って下りてしまわれた
では貸切ということで遠慮なく
ぴょんぴょんと彼方此方の岩に飛び移って景色を楽しむ
特に別府アルプスを覆う雲海が生きているようで素晴らしい
西峰斜面からお鉢に進むグループの賑やかな声が聞こえてきた
駐車場に停まっていた車はこの方たちだったみたい
その様子を眺めながらランチタイム
ソロの時は簡単にすませるのでカップ麺とおにぎりのパターンが多いんだけど
今日はサラダチキンとバナナケーキを持参
食べてて気づいたんだけどサラダチキンの賞味期限が3日切れてた…
食後には最近マイブームの生姜入りココア
本当は牛乳にココアとウイスキー、生姜スライスを入れて作るのだけど
面倒くさいのでお湯にココア、チューブの生姜のみ
この看板は今日初めて気がついたよ
10年前から有るのに知らなんだ~
山頂滞在時間わずか30分
防寒ウェアを着ることも無く下山開始
またあのガスの中に再突入
もう少しで下山ってところで2人組の男性に追いついて少し立ち話
「こんにちわー」
「コンニチハー」
台湾から来たんだけど雲が厚いので諦めて降りてるって
あ、もちろん日本語での会話です
みなさん日本語がとってもお上手
登山口のところでも外国人の親子三人組に出会ったんだけど
この方たちも天気が悪いので引き返していると残念そう…
「山頂は視界がありますよ」って教えてあげたいところだけど、、、
この後天候が崩れるかもしれないので言葉を飲み込んだ
いつも由布岳に登ったあとはだいたいコチラにおじゃましてます
こちらも300円のところ温泉本のクーポンでやっぱり100円
「いい時に来たね 今なら貸切だよ~」←地元のおいちゃん
せっかくなので1枚ぱしゃ
お湯の出口は地域の特産「すっぽん」です
石鹸とかは無いけどシャワーがついてます
あと、ドライヤーとめん棒が置いてあります
泉質も良いです
では!